定例の一時帰宅
義父(要介護5)は昨年末から入院中。
2週間に一度、週末の4~5時間程を自宅で過ごしています。
今日はその帰宅日。
ちょうど帰省していた孫ちゃん(義父から見ると「ひ孫」)と一緒に、迎えに行きました。
孫ちゃんの姿を見ると目を細めて「おおきくなったなぁ~」
あ、わかるんだ。と嬉しくなりました。
孫ちゃんは先日来た時も、車いすをじぃじ(私の夫)と一緒に押してくれました。
今日の義父は少し調子が優れないのか、迎えに行った時は前かがみで足も曲げてしまって、
まるで胎児のような体勢になりかけていました。
こういうときは車いすから自動車への移乗がすごく大変です。
車に乗せるだけで汗だくになります。
自宅に戻ったらしばらく眠り、目が覚めたら食事。
義母が刺し身やお寿司など、義父の好物ばかりを食卓に並べます。
いつも食欲は旺盛です。
義母は義母なりに、義父のためにと一生懸命なのですが
肝心の本人と会話が全く成立しない(義母のことを殆ど認識できていない)ため、
どうしても苛立ってしまうようです。
一時帰宅の最後の方ではいつも、苛々して怒鳴り始めてしまう義母orz
「もう連れて帰って来られな!」と叫びだしてしまったので、予定より少し早く病院に連れて帰りました。
会話が成立しないのは皆同じではあるのですが・・・
もともと、若い頃から口下手な上、加齢とともに急速に耳が遠くなった義父。
相手の話している内容の一部しか聞き取れないため、会話が上手にできない。
シャイな性格とも相まって、会話に加わらないことを選ぶしかなかったようです。
好きで無口だったわけではなかったのでしょうね、きっと。
認知症になってからは、通じようが通じまいが言いたいことを言う人になりました(笑。
誰かの話している単語の中で、自分の脳みそに引っかかった言葉があると、
そのことについて話し続けようとします。
今日は「駅」という単語に反応しました。
「何時に行くんかな」と何度も聞いてきました。
孫ちゃんが帰ってしまうこと、どこかで寂しいと思ってくれたのでしょうか。
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